7日 日本を出発、バンクバー経由でカルガリー空港に到着。ここで荷物が2時間近く出てこず、よくあることらしいが、出鼻をくじかれた。 ※ モナークB&B(民宿)情報 http://www.monarchbandb.com |
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キャンモアの町からスリーシスターズを望む |
へりよりSpray Lakes Reservoirを望む |
ヘリよりMarvel LakeとMt.アシニボインを望む |
ヘリよりBryant Creek Trailを望む |
※ アシニボイン・ロッジまでのヘリコプター情報 ヘリコプターの料金1名往復C$300 2名で料金$600 +ハインドハット(山小屋)料金1泊C$25 4泊2名でC$200 荷物の重量制限:一人40ポンド(18キロ)まで、超える場合超過料金がかかる。 |
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※ アシニボイン・ロッジ情報 http://www.assiniboinelodge.com |
8日 ヘリコプターで十分前後、広大な湖と山々をあっという間に越えてアシニボイン・ロッジのすぐ近くのヘリポート発着場に13:40到着。ロッジを14:00出発。 |
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アシニボイン・ロッジ |
アシニボイン・ロッジ前より |
今日は、ハインドハットを目指しレイク・メイゴッグ湖沿いの遊歩道を圧倒的な存在感でそびえるアシニボインを前方に望みながら進む。下部岸壁のガリーを15:30頃通過。ここまでのルートは間違ってなかったのだが、正面左手の岸壁には、どう見てもルートがありそうでないと判断し、非常に悪いガレ場を右にトラバースしながら登っていったが17:00 2600m付近まで進んだ時点で上部岸壁を突破出来そうもなくルートが誤っていると判断し下山することにした。 | |
非常に悪いガレ場を右にトラバース |
雷雨の中の虹 |
ここで私は、気の緩みか、岩に足を取られ転倒、両手親指は血だらけと左膝を打撲、歩行には、支障がないため持参していた救急用具で応急処置し下山。 |
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現地で入手したルート図 正面下部岸壁に、Aより登り込み、バンド伝いに 左にトラバースしBハインドハットへと登る |
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9日 8:30ロッジを出発、また昨日到達した一つ目のガリーを通過後、前方の岸壁の右手にある二つ目のガリーに到着10:00通過、よく見るとトレースがところどころ確認できた。 |
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下部岸壁直下 正面アシニボイン |
正面下部岸壁バントの手前 |
岸壁と雪渓の左の堺境沿いに登り、上部のガレ場に出るとトレースがところどころ確認できるので上へ上へと進む、前方にアシニボインの峰が見えてくる。右手の大きな台地の上にハインドハットの小屋がある。 |
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ハインドハット小屋内 |
上段ベットより入口方向 |
10日 4:30起床5:35ハインドハット小屋を出発。まだ暗いが今日も天気はよさそうである。キャップランプを付け尾根に沿ってトレースを追って取りつきのガリーへ6:30到着。いよいよ岸壁に取り付く。3級から4級の簡単な岩登りといった感じで足元は、ガラ場でやや悪い、黙々と登っていく。 |
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アシニボイン取り付き付近 6:20 |
7:30 |
8:10 |
レッドバンドのガリーの抜け口 9:03 |
レッドバンドは、赤茶けた帯状岸壁、一目でそれと確認でき比較的左の登り安そうなガリーに取り付く。抜け口にハーケンも確認でき懸垂下降の支点も確認できた。
9:00頃通過、これより前方にグレーバンドの帯状岸壁がそびえ立つ。グレーバンドを右トラバース気味にすすむとバンドの切れ目が見えてくるのでそこを目がけて登って行った。とにかくガラガラで足場が悪く落石をしないように神経を使って登る。数か所の懸垂用の支点を確認。 |
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快適なリッジ登攀 9:24 |
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前方山頂 9:36 |
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アシニボイン山頂 9:40 |
下山 懸垂下降 |
山頂付近 |
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山頂付近よりレイク・メイゴッグ(湖)とアシニボイン・ロッジを望む 左の上 ナブ・ピーク |
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山頂付近の稜線もほとんど雪がなく無風快晴の快適な岩稜が山頂まで続いた。 |
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後方アシニボイン 14:30 |
右 ハインドハット 左 トイレ |
11日 6:30ハインドハットを出発、今日も天候が良い。出発直後に日の出を正面に見ながらの下山となった。 | |||
朝日に照らされるMt.アシニボインと雪渓 |
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11日 日の出 |
前方 レイク・メイゴッグ |
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下部岸壁の滝の下部を渡る |
下部岸壁のバント伝いに進む |
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下山は、ガラガラの登ってきた道を下ることになる。 |
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中央右下部に雪渓より流れ落ちる滝 |
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アシニボイン・ロッジに10:50到着。 |
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アシニボイン・ロッジでビールとワインでくつろぐ |
くつろいでいるロッジ前のジリス |
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アシニボイン・ロッジから見たMt.アシニボイン |
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ロッジで宿泊の交渉をしたが、満室のため通常貸し出しはしていないテントを特別に貸してくれたので、午後レイク・メイゴッグキャンプ場までまた戻ってテントを張ることにした。 |
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Reported by S.Okamura Photo presented by S.Okamura |