5月4日 午前9時20分穂高岳山荘出発10時40分奥穂高岳山頂到着、10時45分奥穂高岳山頂出発(途中事故渋滞で 30分ロス)12時40分穂高岳山荘に12時45分出発、13時40分涸沢テントサイト到着 多くの登山者が奥穂高岳の山頂を踏むのを諦めたなか、気合いを入れ直して奥穂高岳を目指す。予報通り強風が吹き荒れ、岩場は凍りつき慎重の上にも慎重を期して挑む。冬・春に何度も奥穂高岳に登頂しているメンバーに言わせれば『冬の状態と変わらない』との事、ガスの中を奥穂高岳山頂を目指す。岩稜帯、雪壁を登り下りする為、指先の感覚が大事なので厚い手袋が出来ない。それで指先の感覚が無くなる。一生懸命指を動かしい感覚を取り戻そうとする。とにかく寒い!寒い!寒い!。そのうち突然、山頂の祠が目の前に現れる。山頂で写真を撮りすぐに引き返す。ホワイトアウトの中、足元を注意しつつ穂高岳山荘へ。特に雪壁の下降時は神経を研ぎ澄まし、集中力を高め、ザイルで女性を上下で確保しながら慎重に下降する。その時!、突然、後から来ていたグループがすぐ横を滑落して行き、かろうじて防護ネットに引っ掛かり事なきを得た。(状況からしてアンザイレンで下降していたのでは?)他人ごとではありません。十分注意しなければ!!!やっとのことで穂高岳山荘に到着する。一息入れ、涸沢に向け下山を開始する。ザイテングラートも一般登山道とはいえ、強風が吹きあれ雪交じりの悪天候そして急勾配を下降するので油断は出来ない。滑落事故はほっとして緊張感が薄れた時に起こっているからです。やがて、やっとのことで涸沢テントサイトに到着。お決まりの生ビールでお互いの無事に乾杯!乾杯!乾杯!乾杯!乾杯!明日もあるので2杯で打ち止めです。 |
![]() 奥穂高岳に向け気を引き締めて出発する。 |
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![]() ガスの中を一路、奥穂高岳を目指す。 |
![]() 凍りついた奥穂高岳山頂の祠(3,190m) |
![]() ポーズを決め登頂記念写真を撮る。 |
![]() 同じく登頂記念写真を撮る。 |
![]() 気を付て下山ます。厚い手袋が出来ないので指の感覚が無くなる |
![]() まるで水墨画の世界ですね。 |
![]() アンザイレンで一歩ずつ足を進める。 |
![]() 雪壁を登って来る登山者。慎重に!慎重に! |
![]() 45度以上ある雪壁を下降中の登山者の列。 |
![]() 安全な場所で一息入れる。 |
![]() 自分のアイゼンで自分の足に引っ掛けない様、慎重に足を運ぶ。 |
![]() 今日一番の雪壁核心部をザイルでビレーして下る。 |
![]() 滑落し、防護ネットで止まり、助かった!良かった!良かった! |
![]() 凍りついた岩稜帯をスリップしないように! |
![]() 雪に埋もれ、屋根だけが見える穂高岳山荘 |
![]() 心配してレスキュー隊や登山者が見守っている。 |
![]() 救助された人が下りて来ている(穂高岳山荘側から) |
![]() 救助された人が下りている(岩稜帯の上から) |
![]() 決めのポーズ。バックには岩稜帯に登山者の列・列・列・ |
![]() 決めのポーズその2。 |
![]() 風が吹き荒れる中、慎重に。慎重に。 |
![]() 登山者がぞくぞくと下山して来る。 |
![]() やっと涸沢のテントサイトを眼下に見る。 |
![]() かなり下って来ました。 |
![]() 涸沢のテントサイトまで後もう少しです。 |
![]() 明日の活力の元、ガソリンの補給中です。 |
![]() 前穂高岳北尾根方面を仰ぎ見る。 |
![]() 涸沢はカラフルなテントで溢れています。 |
![]() 涸沢小屋そしてかすかに北穂高岳の稜線が見られる。 |
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Reported by K.akazawa Photo presented by K.Akazaw & S.Okamura |